久しぶりにバリの写真に戻ります。
名もない英雄の像のすぐ近くに、明るい赤がひときわ目立つお寺を発見しました。
中国のお寺です。
チャイナタウンが近くにある様子もないし、どうしてこんなところに中国寺が?と思いました。
バリ島の人々の多くはヒンズー教徒なのに。
ちなみにバリのヒンズー教は、インドのヒンズー教とは違っていて、バリ土着のアニミズム(万物には精霊または神が宿っているという考え方)と融合した独自のものだそう。
宗教の話を深くするつもりはさらさらないですが(笑)、私の通った駒澤大学は仏教学部が最もメインの大学だったので、宗教学というものが必須でありました。変わってますよね。
このアニミズム、日本では”やおよろずの神”といって木や山や川や海や大地や・・どんなものにも神様がいるんだと教わったのをなんとなく印象深く覚えています。この考え方は嫌いじゃない。
話はそれましたが、この中国のお寺に入ってみることに。
中にはきれいな絵が至るところに描かれていました。
こういう場所って色々な国で見ましたが、バリ島では珍しくちょっと不思議。
ちょっとしたアートです。
こういった絵は、バリの人が描いたのでしょうか?それとも中国系の人?
ただでさえ、ひとけは少ないのですが、中国系の人は見当たりません。
謎のお寺でした。