島の裏側には、海で海藻を育て、それを生業としている人々が暮らしています。
べノアハーバーから船の中でずっと話していたワカクルーズのスタッフが、海藻の村が裏側にあるから見に行きましょう、と声をかけてくれました。
海で育てた海藻を天日に干しているところです。
海藻を分けています。
こちらはベルギーからきたカップルの彼女。私のひとつ年下だそう。
彼のほうは英語が話せないようで、寡黙でした。彼らも一緒に村へ行くことに。
彼女はずっと英語で感動や驚きや興奮を表現してました。好奇心が強く、とても陽気な人でした。
「ベルギー人は外国人には優しいけど、ベルギー人には冷たいのよ」と言っていたのが印象的。
ワカクルーズのスタッフは、村を歩きながら自分の故郷の戦争で離れ離れになった日本人とバリ人の家族の話をしてくれました。それは彼の親戚の話でした。その時この彼女はとても悲しそうな表情を見せていました。
この美しい島にもまだまだ沢山の物語がありそうです。