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○東京ノスタルジック喫茶店40 カフェ ド トレボン(江古田)-01
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なにかある拍子、ひとつの出会いや出来事で考え方が変わることがある。誰にでもそういうものが、一生にひとつくらいあるのではないかと思う。
塚本英男さんの場合はこのオールドビーンズ。その出会いがなければ、きっと全然違う人生になっていたに違いない。

最寄は西武池袋線の江古田駅。江古田には大学が三つあり、古くから学生が多く集う町のひとつであり、練馬の素朴な雰囲気が残る場所だ。
店の前の小竹通りは、最近新しい地下鉄の通った小竹向原駅のほうへと繋がっている。
「一階で店をできる場所を探していたんです。そのほうが入りやすいじゃないですか。でもこのコーヒー豆に出会って変わったんです。初めて飲んだとき、今までにないコーヒーだと思った。コーヒーが好きでよく飲んではいたんですが、いつもミルクと砂糖を入れていました。このコーヒーにあるとき何も入れないでみようと思って飲んでみたら、何の抵抗もなくスッと体に入ってきた。コーヒーってもしかしたらこういうものなのかなって思った。それでこの豆に決めたんです」


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とにかくシンプルにしたかったという店内は、漆喰を使ったモノトーン。内装は28年間変えていない。
年月が経ってものがよくなる、使い込んでよくなる、形が変わったり、色が変わったり、変化していくもののよさという店作りを考え、テーブルも椅子も食器もとにかくそのまま。いずれこのオールドビーンズという豆がそれらに馴染んでいくようにしたかった。

「オープンした頃は、半分以上残して帰ってしまうお客さんもいました。多分他の喫茶店の味と全然違っていたんだと思います。そんな状況でも、コーヒーをここで変えてしまったら、全部変わることになるって思ったんです。もっとこれをどうしたら美味しくできるかと研究しました。作っては捨て、作っては捨てという状況が結構続いたんです。いかにこの豆の味をよく出せるかってことは今でも続いていますよ。今日はちょっと違うなっていうときは捨てちゃいます。
ブレンドが中心になって色んなものが動いているんだから、ブレンドがしっかりしたものじゃないとダメなんです。コーヒー豆のいいところを集めたのが、ブレンドだからね」


話を聞き終わったところで、随分久しぶりらしいお客さんが数人やってきた。塚本さんと彼らは再会の言葉を交わす。
学生時代何かというと立ち寄って、コーヒーを飲んで食事をして、他愛のない話をしたり大事な話をしたり。私にもそういう店が大学近くにあった。
大学時代の夢や想いや思い出がぎっちり詰まった店。私の思い出の店は数年前に閉店し、もうない。
塚本さんの話を聞きながら、その店のことを私は思い出していた。そして戻る場所のある、彼らを少し羨ましく思った。

(単行本『東京ノスタルジック喫茶店』河出書房新社刊、より一部引用。)


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カフェ ド トレボン(江古田)-02につづく
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by makishiozawa | 2009-06-18 22:44 | 東京ノスタルジック喫茶店
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