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普段から自分の人徳のなさをつくづく考えるほど、私には友達が少ないと思うのですが、 胸を張ってこの先も互いに大事な友達だろうと言える13からの親友が、悲願のアメリカ留学をすることになりました。 (この「親友」ということば、小学校の頃からクラスで浮きまくっていた私には、なんだか似つかわしくないもののような気もしますが。) 長く長く願っていたことなので、”悲願の”。 アメリカへ渡ったら4年間、一度も帰国はしないそうです。 彼女は現在、東京大学の大学院で研究中。 「キミはいくつ大学へ行くんだ!」と思いながら、ずっと見ています。(笑) 向こうからしたら、キミはどんだけたくさん写真撮るんだっていう感じかもしれませんね。 ひとつのことを、しつこくずっと続けている点は同じ。 これってかなり大事なことだよね、と先日も電話で話してました。 彼女は正確にはいつだか知らないですが、高校時代に英語が大好きになって今でもアメリカ文学の研究を続け、私は14で写真を撮り始める前小学生のころから、主には手紙という形でしたが文章も書き続けてきました。 (文章は途中、何年か抜けてるけれど!恥ずかしながら中学-高校時代には詩も書いています。ノートに200以上の詩が!!手紙はずっと続けています) 何年も前から、アメリカへ行けたらいいなと考えてると言っていて、しかしなかなか現実には厳しく、実現していなかったので、やっと。 彼女の研究が評価され厳しい審査に通過して、奨学金が出たのです。 この知らせは、正直、友人についてのニュースで、過去数年の一番うれしいニュース。 その前の嬉しいニュースも、彼女が東大の大学院に入った時だったかな。 そのストイックさは、たまにしか会っていないものの手に取るように目に浮かび、想像できる。 日頃から自分につくづく甘いとの自己評価の私は、そういう彼女のことをばからしいことでも何でも話せる相手というだけでなく、とても尊敬もしています。 私にとってアメリカは未知の国であり、現在の私は外国旅行する余裕もない、あったとしてもアメリカは行きたい国の上位に入っていないため、行く予定はありません。 (上位はヨーロッパ、次いでアジアだから。) 4年間の別れです。 正直、非常にさびしい。でもそれ以上に、自分のことでもないのにわくわくしています。 4年間くらい、会えなくたっていいんです。 今だって、たまにしか会っていませんから。 頻繁に会うということが、親しい友達である証というのは違うと思っています。 私はこの知らせを聞いて、じわじわと自分の留学中のことを思い出しました。 かなり細かく、たくさんのことを。 私は1999年、イギリスへ一年間だけ留学していましたが、途中で一度、二週間帰国しています。 今考えれば、贅沢な話です。たった一年だったのに。 そのとき、スカスカで日本へ戻ったスーツケースに、めいっぱいいろいろ食べ物やら何やら日本では簡単に手に入るけれど、外国では高かったり、なかなか売っていなかったりするものを詰めてロンドンへ帰りました。 醤油やらなにやらいろいろ、日本の調味料を飛行機の機内に持ち込んで帰ったのも覚えています。 まだその当時は、機内持ち込みの液体のボトルサイズも決まっていなかったのですね。 アメリカの事情は知りませんが、英国では純粋の日本の醤油はなかなか売っていなくて、ジャパンセンターというピカデリーサーカス(ロンドンの中心地)にあった日本の専門店ではすべてが高かった。日本のスーパー価格の数倍。だからあまり買いたくありませんでした。 中国野菜はチャイナタウンで、コメはオーストラリア産のものを買って、たまに食べていました。 そもそも、自分の最後の晩餐をイメージしたときにパスタをちらりとまず思い浮かべるくらいですから、日本食が恋しくて恋しくてたまらない!みたいな感じではなかったので、苦労はしていないんですが。やはりたまに食べたくなりますよね。日本人ですから。 4年間、私の性格上気が向いたときに…になるのは必至ではありますが、手紙と一緒に日本の食べ物を彼女へ送ろうって決めています。(ほとんど親心。。) 先ほど書いた醤油はきっと必須でしょう! これがあれば、どんな食材でも一発で和風に仕上げられる。あとは味噌? それから、最近私の好きな無印良品の食べ物シリーズとか(ゴーヤチップにはまっている)、たらこパスタの素とか、自分の留学中を思い出せば、何があったらうれしいか、想像するのは非常に容易。 彼女が研究漬けの生活を送ることは目に見えていますが、アメリカで、幸せに楽しく暮らしてほしいのです。 私にできるのは、このくらい。 幸せに4年間暮らして、元気で帰ってきてほしい。 それだけが願いです。 できれば永住はしないでくれ…!というのが、私の望み。笑 私がロンドンでの留学を、最終的に無事に幸せに終えられたのは、日本で待っていた人たちがいたからでした。 そのことを思い出しました。 だから私は、彼女の帰りを日本で待とうと思います。 8月にアメリカへ行く前に一度、中学生の頃のように丸一日遊ぼうって約束しています。 (写真上のアメリカ国旗は、関東の洋館本の撮影中に撮った、古い古いアメリカ国旗。 穴があいてしまうくらい古い。時計も同じ)
by makishiozawa
| 2009-06-15 12:00
| 散文
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